好きな言葉を使ってパスワードを作り、サイトごとのIDやパスワードを一覧で管理するツールです。操作はお使いの端末内で行い、入力内容を外部に送信しません。
最初に覚えておくこと- 自動保存はありません。この画面を閉じたり再読み込みしたりすると、入力した内容は消えます。終了前に「暗号化して保存」でファイルに保存してください。
- 保存用パスフレーズを忘れると、暗号化ファイルを開けません。再発行やリセットはできません。
- CSVは中身がそのまま読めるファイルです。パスワードも暗号化されずに入っています。
1.パスワードを作る
- 「好きなフレーズを使う」または「お任せ(ランダム)」を選びます。
- フレーズを使う場合は、好きな言葉を入力します。漢字を含む場合は「使う言葉・読み」も入力してください。例:「山形県」→「やまがた けん」、「miya giken」はそのまま使えます。単語は空白で区切れます。
- 桁数(4〜128文字)、使う文字や記号を選び、「パスワードを作成」を押します。選んだ文字種をそれぞれ1文字以上含むように作ります。「記号の量」は「少なめ」で1文字または2文字を指定、「多め」で多く含める設定です。フレーズを残す長さや桁数によって実際の割合は変わります。記号だけを選んだ場合は全て記号になります。フレーズが入りきらない場合は桁数を増やしてください。
- フレーズは単語の順序とつながりを残します。必要に応じて大文字小文字を調整し、単語の間に記号、前後にランダムな文字を加えます。気に入らないときは「再作成」で、同じ条件のまま作り直せます。
フレーズを使うと覚えやすくなる反面、推測されやすい場合があります。サイトごとに別のものを使い、各サイトの文字種・桁数の条件を確認してください。同じ言葉から同じパスワードを再現する機能ではありません。
2.編集して、コピーする
- 生成結果の欄は、その場で直接編集できます。手動編集後は、選んだ桁数や文字種の条件を自動では確認しません。
- 結果の横にある「コピー」を押すと、編集後の値がクリップボード(一時的なコピー先)に入ります。使いたい欄で「貼り付け」してください。
- 「クリア」は生成結果だけを消します。登録欄や一覧は消しません。
- 「パスワード欄に入れる」「第2パスワード欄に入れる」で、編集後の値をサイト情報の入力欄へ移せます。
3.サイト情報を登録する
- サイトURL、サイト名、ID、パスワードなどを入力します。サイトURLかサイト名のどちらかは必要です。
- 必要なら第2ID・第2パスワードやメモを入力し、「一覧に登録」を押します。この操作だけではファイルには保存されません。
- 複数の登録は一覧に並びます。多い場合は一覧内を上下・左右にスクロールできます。検索窓は「サイトURL・サイト名・メモ」を対象に絞り込みます。
- 一覧の値を押すとコピーできます。パスワードが伏字でも、コピーされるのは実際の値です。「パスワードを表示」にチェックを入れると内容を確認できます。
- 「編集」で登録欄に呼び出し、変更後に「変更を登録」を押します。日付を変えずに登録すると今日の日付に更新します。「削除」はその1件、「一覧を全削除」は全件を削除します。
4.暗号化して保存する(普段の保存はこちら)
暗号化は、ファイルの中身に鍵をかけて、保存用パスフレーズを知らない人が読めない形に変えることです。保存用パスフレーズは、その鍵を開けるための合言葉です。
- 保存したい情報を、先に「一覧に登録」してください。保存対象は登録一覧の8項目です。未登録の入力内容、生成結果、フレーズ、作成条件は保存されません。
- 「書き出すファイル名」に半角英数字・ハイフン・アンダースコアで名前を付けます。通常は「password_records」のままで構いません。保存時に端末の日時をミリ秒まで自動で付けます(例:password_records_20261021_153045_123.json)。以前の保存ファイルと区別できます。
- 「暗号化して保存」を押します。
- 保存用パスフレーズを12文字以上で決め、確認欄にも同じものを入力します。サイトにログインするパスワードとは別に、長く、他では使わないものを用意してください。
- 「実行」を押すと、末尾が「.json」の暗号化ファイルがダウンロードされます。ブラウザーのダウンロード先を確認し、安全な場所で管理してください。
保存用パスフレーズ自体はファイルに保存しません。忘れると、このツールの制作元でも復元できません。ファイルとは別の安全な方法で管理してください。登録を変更した後は、もう一度保存が必要です。
5.保存したファイルを開く(復号する)
復号は、暗号化された内容を元の読める状態に戻すことです。
- 「ファイルを読み込む」を押し、保存した「.json」ファイルを選びます。
- 保存したときと同じ保存用パスフレーズを入力して「実行」を押します。新しいパスフレーズでは開けません。
- 読み込む件数と、現在の一覧を置き換える確認が表示されます。内容を確認して進むと一覧に復元されます。追加ではなく一覧の置き換えです。現在の情報が必要な場合は先に保存してください。
パスフレーズが違う場合や、暗号データが壊れている・書き換えられている場合は読み込めません。正しいパスフレーズでも開けない場合は、別に保管したバックアップがあればそちらを試してください。ファイルの中身は直接編集しないでください。
6.CSVで書き出す・読み込む
CSVは、他のソフトへデータを移すときなどに使います。「CSVを書き出す」を押し、注意を確認すると保存できます。「ファイルを読み込む」でCSVを選ぶと、保存用パスフレーズなしで読み込めます。
CSVは暗号化されません。ファイルを見られる人はIDやパスワードも読めます。メールへの添付や共有フォルダーへの配置には注意してください。表計算ソフトで開く場合は、値が数式として実行されないよう、各列を文字列として取り込んでください。
先頭行は見出し、列順は次の8列です。日付は「2026-10-21」のように入力します。
サイトURL,ID,パスワード,サイト名称等,第2ID,第2パスワード,メモ,登録・変更日
CSVの文字コードはUTF-8(BOM付き)です。読み込みは一覧を置き換えます。最大10,000件、ファイルは20MBまでです。
7.安心して使うために
- 暗号化で保護されるのは保存ファイルです。画面に読み込んだ内容や、コピーした値はその保護の対象ではありません。端末自体も適切に管理してください。
- コピーした値は、クリップボード履歴や他のアプリから見られる場合があります。共有端末や、人に画面を見られる場所では注意してください。
- 保存ファイルがなくなると復元できません。必要に応じて安全な場所にバックアップを保管してください。
- パスワードの安全性や、すべてのサイトで利用できることを保証するものではありません。
暗号化の詳しい仕様
| 暗号化方式 | AES-256-GCM(暗号データの改変検出付き) |
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| 鍵の作成 | PBKDF2-HMAC-SHA256、600,000回 |
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| 毎回の乱数 | ソルト16バイト、IV12バイトを保存ごとに生成 |
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| ファイル内の情報 | 暗号データと復号に必要な方式・乱数など。保存用パスフレーズは含みません。 |
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| 保存範囲 | 登録一覧の8項目。作成条件や未登録の入力は含みません。 |
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